広く普及しているパソコン間はもちろん、めざましい勢いで生活に密着するスマートフォン間、またパソコンとスマートフォン間のデータのやり取りに応用できます。
本技術は無線による通信規格ですが、世界各国で深刻となっている電波帯の混雑に影響されません。そもそも広義の電波を用いません。
私はこの技術を「Hybrid Allow Gain Experiment」=HAGEと呼称しております。
コンピュータ間の通信には高速と正確性が求められますが、それ故に人間味を欠きます。
HAGEでは、コンピュータに人間味のある曖昧なコミュニケーションを取らせることにも成功しました。
技術概要は、送信機器が伝送内容をスピーカーで音波に変換し、受信側はマイクで受信し解析し元のデータを推論するというものです。
プロトコルには、新たな技術開発を行う必要がないよう、音声合成技術と、音声認識技術を用いています。
図解しました。ご理解の手助けとなれば幸いです。
(図1)
向かって左側のパソコンが送信側、右側のパソコンが受信側である。
送信側はテキストの読み上げを行い、受信側は音声を認識することで無線伝送を実現。
(図2)
例としてここでは「犯人」というテキストデータを転送する。
送信側のパソコンは、音声合成により「ハンニン」と発音する。
(図3)
受信側のパソコンでは音声認識を行い、送信データを推論する。
既にWindowsやMacOS等では、テキストの音声読み上げと音声認識はデフォルトで搭載されており、初期投資コストが限りなく抑えられます。
もちろん、テキスト以外のデータ転送も可能です。
テキスト以外ではバイナリ転送モードに切り替わり、16進数を読み上げます。
(図4)
バイナリ転送(画像)の例。
試作段階では4bpsの速度を実現しておりますが、量産時には8bpsへの高速化を目指しています。
また、HAGEでは誤り訂正も規格化しており、発信側から「ゴメン間違えた」と発生される事で実現しています。
ぜひ、今後にご期待しないでください。
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