2018年12月23日日曜日

岡山には地平線があると思っていた。

大都会岡山 Advent Calendar 2018 23日目です。

岡山県の瀬戸内海と中国山地の間には、比較的平野がある。
広島に住んでいる私からすると大変うらやましい。なぜなら、広島には平野は存在せず「海岸or山間部」だからだ。0メートル地帯からいきなり山になる。小学校の社会科で「地平線」という言葉を習っても意味が理解できなかった。周囲になかったからだ。余談だが水平線を見たのも修学旅行で関東に行ったときが初めてだったように思う。
ところが岡山には平野がある。天気の良い日には地平線すら見えそうだ。土地があるのは成長の余力があるということだ。劣等感かもしれないが、私にはこれがうらやましい。
いや、うらやましかった。そう昨日までは。聞いてしまったのだ。知ってしまったのだ。

岡山県に存在する「水島」や「児島」や「玉島」等の島がつく地名は、むかし島だったものを埋め立てて地続きにした。また「青江」や「中帯江」や「水江」等の江がつく地名は、むかし入り江だった、つまりそこは海沿いだった。そこより海に向けては埋め立てである。

私にとっては衝撃である。あの憧れの平野の一部は作られたものだったというのか。ももチャリなるレンタルサイクルが颯爽と走るあの平らな土地は最近になってできたものだというのか。
なんということだ。地平線まで広がる平らな岡山の土地に憧れていた私はなんだったのか。ただ隣の芝は青かっただけだというのか。改めて自分の地元の良さを見つめるべきではないのか。
いままさにこれを岡山で行われた合同勉強会の帰り道に記している私は思うのである。
地元の地名「広島」じゃねえか。

やはりとなりの芝生は青かった。そんなわけで岡山市青江にある弊社の岡山事務所「AOE」をよろしくお願いします。

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