2013年6月13日木曜日

更新の遅れた ただ1つの言い訳

最近、「○○を××する△の方法」といったテンプレートに従った記事や書籍を
多く見かける。
少し観察してみると、2極化しているようだ。
多くの方法を述べて選択させるか、少ない方法でピンポイントを狙うか。

だが、「うまい棒を2秒で食べきる4096の方法」などの、多すぎるものは
見当たらない。読むのが大変だからか、書くのが大変だからかは知らない。
実践するのに40,960円もかかるからかもしれない。

さらに、「宝くじで損をしないただ1つの方法」などの、少なすぎるものも
なかなか見当たらない。フリーペーパー並みの薄さで済んでしまうからだろうか。
内容が「買わない」の4文字で済んでしまうからかもしれない。

書き手の視点で考えてみると、章構成が細切れになり、それぞれの章同士で
矛盾さえしなければ良いことから、自分の経験に基づいて淡々と述べやすい
事があある。
交渉術について書いてある書籍を購入して読んでみると、交渉を成功させるには
事前の準備が大変重要であり「交渉前に根回しの交渉をしておくこと」がポイント、
とあったものの、その交渉方法の記載がなく地図でブックオフを確認したことがあるが、
まあそういうことである

読み手の視点で考えてみると、自分に合った項目を実践すれば良く、
さらに1点豪華主義にするのか質より量にするのか選択肢ができる。
「10日で受かる!○○資格試験!」というドリルを解いていてページをめくったら、
「11日目」があったのでカレンダーで資源ごみの日を確認したことがあるが、
まあそういうことである。

双方にメリットがあるのならば、筆者もやぶさかではない。
どのようなタイトルならば、筆者の持つノウハウを読者の皆様にお伝えしつつ、
読者の関心を集めることが出来るだろうか。


「2進数を理解する 100の方法」

どっちだ。100って、どっちなんだ。
10進数なのか、2進数なのか。


「これだけ知っておけば大丈夫!ビジネスマナー選 3000」

選んだ?ねえ、ほんとに選んだ?


「この本を買わけなければならない ただ1つの理由」

買う前には読めないし、買っちゃったら理由は要らないし。
このはしわたるべからず、みたいなことになってるぞ。


「5歳までに習得するべき 40のプログラム言語」

まさにドッグイヤー!IT業界の時の進みは7倍だぜ!


「日本の珍しい苗字 8000万種」

趣旨が変わってきてますよ。


「プログラマが習得すべき 最低限の1つの言語」

日本語。


「デスマに巻き込まれるあの人が実践してる 4989個の仕事術」

既に、数字が四苦八苦してるがな。


「徹夜明けに混ぜて飲むべき 栄養ドリンク12種」

や、やめろ。医薬品って読めないのか。っていうか、なんか固形ぶゴクン。


「1銭定食屋 100選」

どっちだ。だから、どっちせんなんだ。


「今回こんなネタで すみま選」

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