2013年8月8日木曜日

言い訳。

「0を1にすることは出来ないけど、1を100にすることは得意です」
という人はよく見かけるが、そもそも「0を1にするのが得意」と言い張る人を見かけない。
しかし、世の中には、新しいイノベーションがあふれている。
つまり「そもそもイノベーションを起こすタイプの人は、0か1などは関係なく、100と設定したならその目標に向かって行動している」ということではないか。
自分で壁を作って言い訳するのはやめて、変えられるところから変えて行こう。

2013年8月6日火曜日

行動力のない私には、行動力のある者が、時にうらやましく、時に尊敬に値し、時に妬ましい。だが。

従業員が冷蔵庫に横たわって写真を撮りSNSにアップして炎上、本人を始め関係者に社会的制裁。
まあ、そうなるだろう。
なぜ、その人は一線を超えていることに気が付かなかったのか。俺も疑問に思う。

だが。
気になることがある。

一線とは、何だ。

私には、飲食店の冷蔵庫に土足であがるのが一線を超えているのは、理屈ではなく理解できる。
そう。
理屈ではないのだ。
一線など存在せず、勝手に判断しているだけだ。

では、赤信号の横断歩道を渡るのは、どうだ。
見渡す限り、どこからも車など来ていない。そんな赤信号でもなのか。
であ、点滅している青信号を小走りに渡るのは、一線のどちらにある。
電車の駆け込み乗車は。
そこを写真撮影されれば、社会的に制裁されるだろうか。されるべきなんだろうか。

社会に慣れてない者が、結果を想像せずに行動を起こし叩かれる。
同様に、叩き慣れていない者が、皆が叩いているからという理由で結果を想像せずに叩く。

なぜそれが罪で、どういう罰を与えるべきか。
情報は知った時から責任が生じ、発信する際には更なる責任が生じる。

罪は罪であり、してはならないことはしてはならないことだ。
無責任な情報の発信もまた、してはならないことだ。

自分が行動し、自分で責任を持て。そのために、自分の考えを持て。

2013年8月4日日曜日

俺はアラブの石油王の息子で4000万円受け取らないと娘の命がないらしい。

プライベートで使っている携帯電話のメールアドレスは、かれこれ10年ほど変えていない。
特にスパムメールが届くわけでもなかったので、そのままにしていた。
「寝ている間も迷惑メールが届いて、ほんとウザいわー」という周囲の話に入れず、なぜか寂しい思いをした時もあった。
だが、三週間ほど前からひっきりなしに迷惑メールが届くようになった。
とうとう時代が俺に追いついたのだろうか。
そして、ひとたび届き始めると、ダムが決壊したかのごとく届く物だということを知った。
1時間に3通とか、山陽新幹線の本数ぐらい届く。ただし24時間だ。
全て別のドメインから送られている。

迷惑メールも巧妙になっているので、これを呼んで頂いている皆様にもご注意頂きたい。
種類も多岐にわたっており、よく考えたなと感心するようなメールから、読んだだけで気分が悪くなるようなメール、写真付きのメールから、なかには本文に「あ」とだけ書いたメールもあった。逆に気になるのだが、リンクも何もないからひっかかれない。

そんな中から、今回は感心したメールをご紹介したい。
とは言っても、1通のメールではない。送られてくるメールにストーリーを持たせてあるのだ。

1通目:占星術の巨匠から貴方に伝えたいことがあるそうです。
 「近々貴方に大金が舞い込む占い結果が出ました。興味がある方はこちら」(抜粋)

2通目:あなた様に受け取っていただきたい4000万円があります
 「受け取って頂かなければ当社は倒産してしまいます。人助けだと思って」(抜粋)

3通目:振り込み代理人の○○です。この度は突然のメールで失礼します
 「何名かの方にメール差し上げております。詐欺ではございません」(抜粋)

4通目:ねえ。あなたにも4000万円振り込みのメール来た?
 「私の名前は××。受け取ってみようかと思うんだけど、あなたどうする?」(抜粋)

5通目:本当に4000万円振り込まれたよ!
 「あと3人だって!急いだ方がいいよ!」(抜粋)

6通目:振り込み代理人の○○です。××様と△△様に振り込みしました。残り2名です
 「お急ぎ下さい。クライアントはあなた様を選ばれたのです」(抜粋)

7通目:お疑いされるのも仕方ありません。まずは300万円振り込みます
 「あなた様は同意されるだけで良いのです。本日中に振り込みます」(抜粋)

とまあ、このような感じでストーリー性がある。
もちろん、送り主の設定によってドメインは別のものから送られてくる。
よくもまあ、ここまで考えたものだと感心する。

ちなみにこのストーリーはまだ続いていて、いつまで経っても倒産する気配はない。
別のストーリーも並行でいくつか展開されており、そちらでは「独身人妻」という謎の設定の方から熱烈なメールが届いている。
他にも、たいそう自分に自信のある男性からも熱烈なアプローチを受けている。
しかし・・・見ず知らずの男性から、貴女と呼ばれるのはまだ慣れない。