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2014年5月17日土曜日

ログインが必要なWebサービス全般に求めたい、ただひとつのこと。

以下のことが出来ているサイトと出来ていないサイトで、個人的に満足度に随分差がある。

サービス内の特定のページに遷移
 ↓
「ログインが必要です」
 ↓
ログインページに自動遷移
 ↓
ユーザIDとパスワード入力してログインする
 ↓
サービスのトップページに遷移

いやそうじゃないだろ!
さっきの特定のページが見たくてログインしたんだよ!
なんでトップページに遷移するんだよ!
どうやってさっきのページにたどりつくんだよ!
むきー!

2014年4月11日金曜日

かけなびブログの執筆風景。


待て次号。

2014年3月27日木曜日

図解 会社員のお仕事


(フィクションです)

2014年3月22日土曜日

アレジェットの盲点。

妻は、昆虫類が大変苦手である。
アパートの階段で死んだセミの足でも落ちていようものなら「実家に帰らせて頂きます」状態である。
死んでいるなら動かないしコワクナイだろうと思うのだが、妻曰く「あなたは人の足が落ちていたら気持ち悪くないのか」だそうだ。

なかでも最も苦手な物は、やはりあの台所や水回りでみかけることもある、あの黒光りする昆虫である。
恐ろしさのあまりその名前すら口に出来ない妻は、「黒い悪魔」と呼んでいる。

昔、そんなに苦手ならばと、アレジェットを購入して渡したところ、拒絶されたことがある。
妻曰く「イラストが怖くて触れない!」だそうだ。

いや、あの、イラストだから。
写真とかじゃないし、なんかかわいらしく描いてあるから。
と説得を試みるのだが、全く以て受け入れられない。
もちろん、アレホイホイなど以ての外。
その中に居るかもしれないという恐怖で近づけなくなるそうだ。
言われてみれば、アレホイホイは、いったん呼び寄せるための物ではある。

苦手な人にとっては、対策のための道具にすら近づけない場合がある。
某業界にとっても肝に銘じておくべきかもしれない。
なんでもIT化しても、使うのが人間である以上、感情には勝てないのだ。

もちろん、私にも怖い物がある。
妻同様にその名前すら口に出来ないのだが、そのなんていうか、あの、方眼紙ソフトが怖い。

2014年3月18日火曜日

部屋とワイマックスと私

数年前から、ひとつの場所に短い期間しか住まない生活をしているので、自宅に回線を引くといろいろ面倒なことになる。
そこで、自宅には回線をひかず、インターネット接続は全てWimaxを使用している。

さて、私にとって5台目となるWimaxの端末は、初のWimax2+対応のHWD14だ。

このHWD14は、AndroidOSがベースという、なぜか妙な汗が出る端末だ。
契約した際にもスタッフの方から「とにかくまずはソフトウエアアップデートしてください」と念を押されたのも、なかなかの臨場感だ。言われたとおり操作すると、「電池が残量不足です。充電してください」と表示されたが。

端末にタッチパネルディスプレイがあって、簡易的な設定が操作できるのは大変便利なのだが、「アプリケーションが応答していません」という表示を何度か見た。
なんとなく、モバイルWi-Fiルータでインターネットにつないでいるというより、すごく機能の少ない激安スマートフォンでテザリングしているという感覚になれること請け合いだ。

2週間ほど使っていて、困ったことがある。
不定期にDNSを見失い、ドメインが引けなくなるのだ。
そのときにスマートフォンからHWD14の設定画面にログインすると、こうなっている。

プロバイダのDNSのIPアドレスを自動的に取得する欄が「0.0.0.0」となっている。

または、こうなる場合もある。
DNSのIPアドレスが不明となっている。

この現象が発生すると、ぶら下がっている機器からは、ドメインネームで接続が出来ないので、ほぼ何も出来ない。
グローバルIPアドレスを直接設定すれば説読は出来るのだが、あまりにあんまりだ。

現象が発生してから一晩放っておいたことがあるが、0.0.0.0のままで改善しなかった。
HWD14を再起動するまで復旧したことはない。

再起動しても、また数分で減少が発生することもあれば、数時間後のこともある。
発生のトリガーが分からないまま、現象は一日10回程度発生し続けた。

サポートセンターや店頭のスタッフの方は大変丁寧に対応してくださり、初期化をしたが改善せず、結局機器の交換となった。

交換後2時間でまた現象が発生したことから、どうやら個別の問題ではないようだが。

さて、対処方法だが、根本的な対応方法はまだ見付けられていない。
絆創膏を貼るかのごとく対応方法を2つ見付けた。

(1)
DHCPをオフにし、接続する機器はIPアドレスを固定にする。
その上で、接続する機器のDNSをGoogleのDNS(他にあれば何でも良い)にする。
お馴染みのプライマリが「8.8.8.8」セカンダリが「8.8.4.4」だ。

(2)
HWD14のDHCP設定でDNS設定を「ダイナミック」から「スタティック」に変更し、GoogleのDNS(他にあれば何でも良い)にする。(下記参照)
ちなみにこの設定にしても、HWD14の情報表示画面では、プロバイダのDNSが表示されるという謎の挙動をする。
従って、しばらくすると「0.0.0.0」や「不明」という表示なるが、問題なくドメインは引ける。なにを言っているか分からないと思うが、俺もなにがどうなっているのか分からない。

IPアドレスは俺が振る!という方は(1)を、自宅でまでエクセル方眼紙でIPアドレスを管理するのなんてゴメンだという方は(2)をオススメする。

補足しておくと、2014年3月14日にリリースされたソフトウエアアップデート適用後も、私の環境では現象が発生している。
上記の方法で、今のところ問題はないが・・・。

ああ、2年間もこの子とやっていけるだろうか。

※2014年4月5日追記
DHCPを切る対応をすると、マニュアルにあるURLではHWD14の設定画面に繋がらなくなる場合がある。そのときはブラウザのURLに「192.168.100.1」として接続すると設定画面が表示されるはず。

2014年3月17日月曜日

面接で必ず尋ねることがあるのだけど、履歴書に欄を作ってくれないかな。

緊張した面持ちでの自己PR。
うん。そうだね。
君の得意な事はよくわかった。これまで何を達成してきたかもよくわかったよ。

一通りの話を伺った後で、履歴書や経歴書には書いていないので、必ず尋ねることがある。

あなたがこれまでにした中で記憶に残っている失敗は、なんですか。

これを尋ねる理由は、大きくは4つかある。
・あなたはこれまでに、何を任されてきたか
・あなたは、その中でなにをやろうとしたのか
・あなたは、その失敗から何を得たのか

最後に、最も大切な理由は、これ。
・どのようなことを失敗だと思うのか

これから一緒に仕事をするにあたって、何を失敗だと思うかの価値観を合わせていないと、コミュニケーションが絶対にうまくいかない。
凡ミスを叱責しようにも「私は何故怒られているのですか?」の表情を出されては、伝える言葉もない。
なぜ報告しなかったのかを問おうにも、「失敗と思っていませんでした」が理由では、悪意がないだけに直しようがない。

世の中には成功談が溢れているので、自己PRはある程度取り繕えるのだが、失敗談は本人の価値観に近づけるように思っている。

もちろん、ブログのような場で手の内を明かすということは、別のアプローチで本人の価値観に近づく方法があるからわなわけだが。

「ここに金脈がある」などと話す奴はいない。
「ここに金脈があった」を話す奴は大勢いる。
成功談ビジネスに振り回されるな。

面接する側と面接される側の約束だよっ。

2014年3月10日月曜日

検討むなしく。

LINEスタンプの個人解禁と聞いて、そりゃあ検討しましたよ。
かけなびさんのスタンプ化。
いまのところ、無期延期です。
理由は、ネタ帳をご覧頂いた方が早いです。


来世のかけなびさんにご期待ください。

2013年11月13日水曜日

顧客行動分析怖い。エクセル怖い。

エクセルには、方眼紙が似合う。

今朝、新聞を読んでいて、気になる記事があった。

顧客行動分析手軽に つぶやき・位置情報 「エクセル」に新機能 
日本マイクロソフト、富士通系などと連携 中小企業の販促支援  (日本経済新聞)

そこまでしてエクセルを使わなくてもいいじゃない!
いったい何があなたをそうさせたというの!お願い目を覚まして!

記事の内容としては、マイクロソフトと数社が組んで、ビッグデータ分析のサービスを始めるというもの。ツイッターやフェイスブック、将来的にはLINEにおいて、どこで何がつぶやかれているのかを分析し、販売促進に役立てられるデータを提供するというものだ。
データサイエンティスト不要で、エクセルが付ける人なら誰でも分析ができることから、導入の敷居が下がる。Microsoftとしては、オフィス365の拡販と、バックエンドクラウド基盤でシェア拡大という算段のようだ。

ところで最も気になったのは、以下の部分。
「一方、アグープはスマートフォン向けアプリから月間1億4千万件の位置情報データを得ている。同社は個人の行動履歴から年齢や性別、職業などを推測(以下略)」(抜粋引用)

いったいそのアグープという企業は、どうやってそれだけのすさまじい情報量を入手しているのだろう。
不勉強ながら、存じ上げない企業名であったため、検索してWebにたどり着いた。
株式会社Agoop
スマートフォン用のアプリケーションを多くリリースされている、ソフトバンク系のIT企業のようだ。
アプリ一覧のページがあったので拝見した。
全てに納得がいった。
これらが月間1億4千万件の位置情報データの源か。

・電波つながりチェカー
 ・スピードチェッカー
 ・Wi-Fiチェッカー
 ・ラーメンチェッカー
 ・コンビニチェッカー
 ・病院チェッカー
 ・道の駅チェッカー
 ・温泉チェッカー
 ・レジャーチェッカー
 ・あぐらいふ (今居る場所の周辺施設を簡単に探せるアプリです)
 ・TripDrip  (移動に合わせてスポット情報が画面にポタポタ降ってきます)

もちろん全て無料。
利用者は規約に同意した上で、満足しているから継続利用しているのだろうから、問題があるとは言わない。

匿名とはいえ、自分の情報が回り回ってエクセル上にプロットされて販売されているとは、利用者の何割が気にかけているのだろう。

ICTは、これまで価値のなかったデータに価値をつけ、錬金術のように金脈を造ってきた。
その結果、何に価値があり、どうやって価格が決定し、結果として誰の利益になっているのかを、隠してしまった。

あなたが使っているそのアプリ。なぜその価格か、分かりますか。 

2013年11月10日日曜日

Microsoft次期CEO争いを傍観する。

MicrosoftのCEOである、スティーブ・バルマーさんが2014年の引退を示唆したことで、次期CEOを巡る動きが活発らしい。
個人的には、スティーブ・バルマーさんと言えば、このイメージしかないのだが。

米マイクロソフト、CEO後継混戦 有力候補5人か  (日本経済新聞)

当初は40人程度いた候補から5人に絞ったとのことだが、他の35人も大いに気になるところである。私の名前はあったのだろうか。

報道の通りならば、来年の後半には次期CEOがMicrosoftの舵取りを行うのだろう。
5名の素性が明らかになっていたので、仮にそれぞれの方がCEOになったら、Microsoftがどうなるのか大胆に予測してみる。

アラン・ムラーリー氏 関連

ボーイングからフォードモーターのCEOに就任。あのフォードを再建した経歴。
エンジンが付いているものなら、なんでも再建できるのではないか。
Microsoftでエンジンが付いている物といえば、SQL Serverのデータベースエンジンや、Bingの検索エンジン、DirectXのレンダリングエンジンが思い浮かぶ。
ミドルウエアからの再建は地味だが確実だ。技術のMicrosoft復活か。
大丈夫、分かってる。

スティーブン・エロップ氏 関連

2010年にMicrosfotからノキアのCEOに就任。
Microsoftに入社後2年で「お前ちょっとノキアに行ってこい」と言われたときの心情は本人にしか分からないだろう。アメリカでは消費者の6割が「ノキアは日本の会社」と思い込んでいると聞いたが、ノキアに謝った方が良い。
もし彼が、ノキアで積んだノウハウを、WindowsPhoneにフィードバックしたら、顔面ブルースクリーンである。SymbianのようにWindowsPhoneのオープンソース化という諸刃の剣を出せるか。

トニー・ベイツ氏 関連

あの、スカイプの元CEO。一時期、テレビ電話のことを「スカイプする」と言うまでに業界標準となったサービスの会社に2010年にCEOとなった人だ。
ちなみに前職はCISCOだそうで。
このつながりで行けば、ネットワークを用いたコミュニケーションに注力すると考えられる。しかしそこは、LINEやGoogleが焼いてきた畑。
音声通話やテレビ電話通話は既に技術的に枯れている感があるので、次は感触を増やす方向だろうか。KinnectとSkypeが連携すると、なんかとてつもないことになりそうなので期待。

クリス・カポセラ氏 関連

Microsoftの最高マーケティング責任者を務めた経歴。そう、彼の元でWindows8は世に出たのだ。おい大丈夫か。
ちなみに彼は、ビル・ゲイツ会長のスピーチライターも務めたそうだ。おい大丈夫か。
「Windows8は、パソコンからタブレット、テレビなど様々な分野に広がる」とか聞いた覚えがあるが、パソコンをないがしろにしすぎていないか。私の実家のノートパソコンはタッチ非対応なのに画面は両親の指紋だらけになってるぞ。
いやしかし、Windowsテレビ。ちょっと見てみたいような気がする。
<この後衝撃の展開が!チャンネルはそのm>
「アプリケーションエラーです。内容をMicrosoftに報告してください。修復しますか?」
「修復しています」
「修復できませんでした」
「アプリケーションを再起動しています」
<・・・ということでした!さて次週の内容です!>

サトヤ・ナデラ氏 関連

サン・マイクロシステムズから11年前にMicrosoftに移籍。
この移籍タイミング、先見の明があると見た。
現在は、Microsoftオンラインサービス、つまりクラウド事業系の統括を行っている。
先見の明があるかどうか分からなくなってきた。
サーバ屋がCEOになると、なにが起こるか。個人的には興味は尽きない。WindowsAzureがAWSを超える日が来れば、Windows技術者は歓喜だろう。世界中で脆弱性を探している皆さんも大歓喜だろう。
だが、クラウド系の一般消費者の目に付かない部分への投資は、一時的にブランド力を下げるのではないか。Office365を見ているとそう感じるのだが。

と、ここまで5名に関する主観のみをお伝えしてきたが、私が予測する時期CEOの本命はスティーブン・エロップ氏ではないかと考えている。ノキアの切り捨てのやり方はすさまじかった。今のMicrosoftに必要なのは、リストラではなくキリステだろう。結果がノキアの二の舞にならないことを祈るばかりだが。

2013年11月1日金曜日

Android4.4が省メモリ化を謳った意味。

Android4.4(KitKat)が公開された。

もしかして他に目玉がないから話題作り?と揶揄してしまうほど、ネスレとの提携は話題を呼んだ。
それ故か、あまり機能的なことが話題になってこなかったが、蓋を開けてみると、省メモリがセールスポイントらしい。

「われわれはエントリーレベルの古い製品を含めてすべてのAndroidデバイスでKitKatが作動するようにした」TECH CRUNCH

誰もが、最後の巨大な市場であることをが認識している、新興国需要を満たすために、安価だが最新のOSを搭載したスマートフォンを開発する手段を用意したということになる。

市場で稼働するスマートフォンの、OSのバージョンが揃うことがどれだけの利益を生むかは、Appleが体現し、世界中のAndroidアプリケーション開発者が身を以て逆説的に証明した。

他にももちろん、省メモリで動作することは、より小型のデバイスへの応用も想定してのことだろう。スマートフォンを主軸とした、Android同士の複数デバイス連携は、より大きな利益と情報をGoogleにもたらす。

ところで、これからAndroidが普及するであろう世界以外にも、既にAndroidが普及した世界も存在し、決してそれは小さくない。
Androidスマートフォンを既にお持ちの、あなたも、そして私もそうだ。

我々から見ると、省メモリは別の意味を持つ可能性がある。

先日、端末メーカーが開発したスマートフォンを、販売後に無償バージョンアップすることは、メーカーの消耗戦だと述べた。
そこで、メーカーは、バージョンアップをしない理由を表明していた。
そのほとんどが「メモリ不足」だったのだ。

Android4.4は、512MBのメモリでも動作すると発表された。
それが実用に耐えるかどうかは問題ではない。
動作すると発表されたのだ。

もうメーカーは「メモリ不足」を理由には出来ない。
ユーザーは「いま使用しているスマートフォンのAndroid4.4へのバージョンアップ」を期待するだろう。もちろん無償で。

対応しないメーカーに対し、ユーザーは不満を持つ。
仮に対応するメーカーがあれば、ユーザーは注目するだろう。
いつのまにか2年縛りが定着したいま、ユーザーは長く使えるスマートフォンを待望する。バージョンアップに積極的なメーカーであることは、選択の理由として大きい。

もちろん、メーカーはこのことを理解し、対応しようとするだろう。
足かせとなるのは、機種の多さだ。
バージョンアップには、開発よりも検証にコストが必要だ。既に販売済みの製品が、バージョンアップで動作しなくなることは、避けねばならない。自分の墓を掘るようなものだ。
例え、複数機種で開発を共通化出来たとしても、検証は各機種で徹底的に行う必要がある。

日本のメーカーは、少しずつ機能の違う機種を、多く並べてしまった。

ユーザーの期待に応えて、テンポ良くバージョンアップをリリースするためには、少ない機種に集中する必要があったのだ。
「このメーカーといえば、この機種」と言われるようならば、販売済みの製品のAndroid4.4対応が、現実的だったかもしれない。

これまでアプリケーション開発者を悩ませてきたAndroidのフラグメンテーションが、今度はメーカーを苦しめるときが来た。

世界に数社しかないではないか。「このメーカーといえば、この機種」といえるラインナップのメーカーは。このままでは、メーカーのフラグメンテーションすら解消されてしまう。

落ち着け!これはGoogleの罠だ!Nexus5欲しいなあ!

2013年10月27日日曜日

添付ファイルのパスワードは、後ほどメールします。

初めて見たときに、椅子から転げ落ちたメールのタイトルだ。
きっちり1分後に、添付されていたZIPファイルを展開するためのパスワードが送られてきた。

もし、メールが第三者に傍受されているとしたら、この暗号化には何の意味もない。
2通とも第三者が受信するからだ。

折に触れ、このメールを送ってきた担当者に、この運用の目的を伺った。
「会社の規則なので」が回答だった。
誠に申し訳ないが、回答になっていない。
セキュリティ担当の方に伺ってみた。
「メールの誤送信が問題になっており、2通に分散することで、誤送信を減らすのが目的」と説明を受けた。
「2通目のメールのアドレスは、1通目からコピー&ペーストしているみたいですけど」と質問したところ、100点満点の苦笑を頂いた。

衝撃はこれで終わらなかった。
「添付ファイルのパスワードは、御社の電話番号です」とのメールが届いたからだ。
弊社のホームページで公開中の電話番号を、ハイフンなしで入力したところ、見事に展開された。

はっきり申し上げる。
これらは、情報セキュリティへのではない。
では、いったい何なのか。

電子メールは、その性質上、第三者が容易に内容を知る事が出来る。

一般的に運用されている暗号化は、全数アタックで必ず復号化することが出来る。
ただ、復号化にかかる手間と時間が、復号する内容の費用対効果に見合わないが故に、その暗号は強いとされるだけだ。

例えば、私の家計簿が暗号化されているとする。
これを全数アタックするには一般的なパソコンで1時間かかるとしたら、酔狂な方は試すかも知れない。そして驚くが良いだろう、私の家計簿に。
では、仮に、世界最高のスパコンで1ヶ月が必要とした場合、試す方がいるだろうか。
スパコンを1ヶ月も使う費用をかけるぐらいなら、私はそのお金で、喜んで家計簿を公開する。
対象を変える。
暗号化されているものが某国の国防機密だとしたら?
スパコンで1ヶ月ぐらいなら、安い者ではないか。

話は、ZIPファイルのパスワードに戻る。
ZIPファイルのパスワードは、入力ミス何度しても状態が変わらない、全数アタックにおあつらえむきの仕様だ。応答も早い。
そこに「電話番号です」と情報を付与したら、電話番号のアルゴリズムを無視したとしても。10,000,000,000(百億)パターン以下だ。
人間にはとてつもない数だが、今のパソコンなら数時間で答えを出せる。やり方によってはいくらでも早くできる。
冒頭で登場頂いた、2通メール方式のZIPファイルのパスワードは、数字だけではなかったが桁数が少なかった。きっとこれをお読みのあなたの想像より少なかった。

繰り返しになるが、そんなものは情報セキュリティではない。
では、いったい何なのか。

仮に情報が漏洩したときの事を考えてみよう。

添付ファイルが非暗号のZIPファイルであった場合、情報漏洩への対策を取っていなかったとされる。
第三者は、なんの苦労もなく内容を知ることが出来る。
これは、情報漏洩の事故だ。

添付ファイルが暗号化されたZIPファイルであった場合、情報漏洩への対策を取っていたとされる。
第三者は、意思を以て暗号の復号を行い内容を知ることとなる。
仮に数秒で済んだとしても、だ。
これは、情報漏洩の事件だ。

つまり、私の仮説は、こうだ。
ZIPファイル暗号化による、なんちゃってセキュリティ対策をルールとしているのは、情報漏洩時の責任逃れではないのか。

それが数クリック、数秒で済む復号であるかどうかは、関係ない。
「組織としては対策を取っていたが、破られた」という大義名分のためではないのか。

報道のされ方や、世の中の騒ぎ方にも問題があるが、情報漏洩より、更に情報の改竄の方が組織の信頼へのダメージは大きい場合がある。

例えば、あなたが自宅の鍵をかけ忘れて外出し、帰宅したとする。
このとき、犯人が貴重品や金品を盗むのが情報漏洩と言える。
犯人が家の中に隠れて、貴方の帰りを待っているのが情報の改竄に近い。
かなり乱暴なたとえ話だが、どちらがより危険か、お分かり頂けるだろうか。
被害が広がる可能性を考えて頂きたい。

ZIPファイル暗号化には、署名機能はない。
第三者が改竄し、同じパスワードで復号することは、容易だ。

暗号化と復号化は対だ。
やりとりする相手に特別なハードウエアやソフトウエアを求めないZIPファイルの暗号化が広まったのは、その利便性が高かったことが大きい。
ただ、本当に重要な情報を含めるのならば、その方法は考えるべきだ。
組織のセキュリティ意識は、どこから見られているかわからない。
敵も味方もない。
言い訳が用意してあるから思考停止するのは、誰のためにもならない。

2013年10月22日火曜日

なるべく、これはやらないでおいて。

指示を出すということは、その指示と部下に対して、責任を持つということだ。
発注するということは、対価を払い、共に成果を目指すということだ。

中年の昔話で申し訳ないが、以前、こんなことがあった。

上司「これ、やっといて」
私 「期限は、いつまでですか?」
上司「急ぐんだ。なるはやで」
私 「なるはやって、なんですか?」
上司「お前、そんなことも知らないのか。なるべく早くだよ」
私 「優先度が高いということですね。理解しました。では、指示を受けてやっておりました業務を中断し、最優先で行います」
上司「いや、あれも急ぐんだ。両方なるはやで」
私 「・・・分かりました」

5分後。

私 「出来ました」
上司「なにが?」
私 「ご指示を頂いていた件、両方出来ました」
上司「早すぎるだろう!そんな時間で出来るわけない!ほらみろ、なんだこれは!」
私 「申し訳ありません。お言葉を返すようですが、5分で早すぎるということは、あなたの中には、想定される必要時間があったということです。なぜそれを指示として伝えず、なるべくというような曖昧な指示にされたのですか。私は、なるべく早くするために品質を犠牲にしました。否定される理由が分かりません」
上司「もういい!お前には頼まん!どうせ時間かけても、出来ないんだろう!」
私 「はい」

上司は正しい。
きっと私が数時間、数日かけようが、それほど品質は上がらなかったろう。なぜ私の不得意な分野をさせようとしたのか。なにか考えがあってのことか、何も考えていなかったのか、他の部署に飛ばされた上に退職したいまとなっては確かめる術はない。

さて、この経験から私が伝えたいことは3つだ。

ひとつめ。「なるはや」という指示を出す上司は、貴方の業務を管理出来ていない。管理職とは、何を管理する役職なのか、一度聞いてみると良い。
ちなみにこの質問に対し、米国では「業務」、日本では「人」と回答する管理職の方が多いそうだ。

ふたつめ。「なるはや」という指示を受けてはならない。ほぼ間違いなく、発言者の「なるべく」と、あなたの「なるべく」には、深い溝がある。落ちてケガをする前に「この業務がありますので、この作業量だと、最短で○○です。よろしいですか」と答えるべきだ。
とっさに答えられないなら、まずは自分の仕事のマネジメントから行おう。失敗しても自分で責任を取れる唯一の存在である、自分の上司になったつもりで考える目線を持とう。例えいまの会社を辞めても、自分のマネージャーが自分であることに変わりはないのだ。
なによりも、いずれ君が部下を持ったとき、誰かに発注するときに、責任が明確でない言葉を使わないクセをつけよう。不明瞭な責任は、不明瞭な組織、不明瞭な業務、不明瞭な製品しか生まない。

みっつめ。どうにもならなず押し切られたら、とぼけるしかない「え?なるはやって、なるべく早くだったんですか?てっきり・・・」
今回のタイトルにある台詞はそのときのためだ。ご自由にお使い頂きたい。ただし、その後の状況について、私は責任を持てない。つまりは、このみっつめこそが、なるはや、で。

2013年10月4日金曜日

タダのブラウザですから。

PC用ブラウザとして、シェアを伸ばし続ける、Chrome。
そのバージョン30が公開された。
ちなみにChromeは「スピード、シンプル、セキュリティの 3 つに重点を置いて開発されたブラウザ」だそうだ。

ところで、新機能として、画像を右クリックしてGoogleの画像検索が出来るようになったことはご存じだろうか。


これまでもGoogleでは画像検索を提供していたが、検索のためには、画像を手元の環境からブラウザにドラッグするなどの操作が必要だった。
Chromeは、この機能のショートカットを提供したことになる。

早速「類似画像を検索するのに便利」とか「パクリ画像検出装置」などと言われており、概ね歓迎されている機能のようだ。
Chromeが実装する新機能は、ユーザーに「あって当然の機能」として受け入れられる事が多く、いずれブラウザの中で類似画像を検索するのは当然の操作になるのかもしれない。
URLを入力するための欄で、検索が出来ることに違和感がなくなったように。

ところで、このショートカットは、ある事をユーザーに意識させない。
検索のために画像をGoogleに提供しているということだ。
単語で検索するとき、もちろん全て記録されている。
果たして画像を検索する場合は、どうだろうか。

Google画像検索の説明には以下の文言がある。


Google によるユーザーが送信した画像と URL の使用
[画像で検索] 機能を使用した場合、アップロードした画像や送信した URL はすべて Google が保管し、プライバシー ポリシーに従って処理されます。Google はこうした画像や URL を、サービスを提供、改善する目的にのみ使用します。


画像検索は応用範囲が広い。
例えば、誰かの顔写真を検索すれば、似ている芸能人が表示されるかもしれない。場合によっては、街角で撮影した人の名前が分かるかも知れない。

機能としての便利さ、結果のインパクトの大きさから、気軽に使いたい機能ではある。
その上で、個人的には、公になっては困る画像を基に検索することは、お勧め出来ない。
頭の片隅に置いて頂ければ幸いだ。

ブラウザは、とても高度な技術が必要なソフトウエアだ。
それが無料で提供にされるようになった時。
我々はその意味をもっと真剣に考えるべきだった。

2013年8月8日木曜日

言い訳。

「0を1にすることは出来ないけど、1を100にすることは得意です」
という人はよく見かけるが、そもそも「0を1にするのが得意」と言い張る人を見かけない。
しかし、世の中には、新しいイノベーションがあふれている。
つまり「そもそもイノベーションを起こすタイプの人は、0か1などは関係なく、100と設定したならその目標に向かって行動している」ということではないか。
自分で壁を作って言い訳するのはやめて、変えられるところから変えて行こう。

2013年8月6日火曜日

行動力のない私には、行動力のある者が、時にうらやましく、時に尊敬に値し、時に妬ましい。だが。

従業員が冷蔵庫に横たわって写真を撮りSNSにアップして炎上、本人を始め関係者に社会的制裁。
まあ、そうなるだろう。
なぜ、その人は一線を超えていることに気が付かなかったのか。俺も疑問に思う。

だが。
気になることがある。

一線とは、何だ。

私には、飲食店の冷蔵庫に土足であがるのが一線を超えているのは、理屈ではなく理解できる。
そう。
理屈ではないのだ。
一線など存在せず、勝手に判断しているだけだ。

では、赤信号の横断歩道を渡るのは、どうだ。
見渡す限り、どこからも車など来ていない。そんな赤信号でもなのか。
であ、点滅している青信号を小走りに渡るのは、一線のどちらにある。
電車の駆け込み乗車は。
そこを写真撮影されれば、社会的に制裁されるだろうか。されるべきなんだろうか。

社会に慣れてない者が、結果を想像せずに行動を起こし叩かれる。
同様に、叩き慣れていない者が、皆が叩いているからという理由で結果を想像せずに叩く。

なぜそれが罪で、どういう罰を与えるべきか。
情報は知った時から責任が生じ、発信する際には更なる責任が生じる。

罪は罪であり、してはならないことはしてはならないことだ。
無責任な情報の発信もまた、してはならないことだ。

自分が行動し、自分で責任を持て。そのために、自分の考えを持て。

2013年7月12日金曜日

失敗したなと思ったら。


「まだ価値がある情報と、もう価値を失った情報。どちらも買ってくれるとしたら、君ならどちらを提供する?」

「そりゃあ、もう価値を失った方だ」

「僕だってそうだ。ところで、世の中には成功談と成功談をまとめた書籍で溢れている。なぜだと思う?」

「多くの人が成功しているから?」

「違う。失敗には価値があるから、誰も話さないんだ。失敗には価値があるんだよ。恥ずかしいから言わないんじゃなく、価値があるから言わないんだ」

2013年6月13日木曜日

転職エントリの前座。

仕事の関係で、地方から東京に来て、感じたことがある。

お前ら電車の路線詳しすぎだ。

もちろん、これだけ交通インフラが発展した街で、生活に必要なスキルだから詳しくなる必要はあるだろう。詳しければ、より短時間で移動が出来る場合だってある。
それにしても必要以上に詳しすぎないか。

相手に住所を聞く場合は、たいていの場合、そこに行くつもりであるか、そこにまつわる話をするためだ。
だが、住所を言った次の返しが「ああ、○○線ね」となる場合が多い。
私は未だにどれだけの路線あるのか把握出来ていないのだが、両手を使っても足らないことは理解できる。ああ、待ってくれ、1023路線もないぞという話は、今はやめておこう。

今さら言うまでもないことだが、東京の場合、都市としてのブランド力がとても強い。
例えば、ブランドの服をを身にまとえば、自分の価値が上がったかのように錯覚するのと同様、都市で生活をすれば、ブランドの一端を担っている気持ちになるのは理解できる。

だが、そこに居るだけでは、置物と同じだ。
一端を担っている、自分が一部である、という実感を得るためには、何らかの帰属意識が必要だ。
参入障壁は高ければ高いほど、帰属意識は高まる。
東京の電車の路線に対する知識は、その試金石なのではないか。
「御社には、○○線から××線に乗り換えれば早いですね」と素早く答えられるかどうか。
東京というブランドを、着こなせている度合いが測られる瞬間だ。

電車の路線に詳しいことが悪いと言っているのではない。
正直に言おう。うらやましいのだ。
参入障壁が高い。ちっとも分からない。

なんだよ、中央総武線って。どっちだよ。ホームいくつあるんだよ。
山手線って言いながら、全然山間部を走ってないじゃないか。
東京臨海高速鉄道りんかい線とか、英語のアナウンスの人がかわいそうだろ。

これだけの知識量が頭に入っているのはうらやましい。
貴方の後頭部にUSBメモリを挿したいぐらいだ。
あ、32MBなんですけど、足ります?え?不明なデバイス?あれ?

ところで、電車社会だからこそなんだなと気が付いたことがある。
時間の正確さだ。
電車の運行時間の話ではない。これに振り回される社会の方だ。
俗に、地方より、東京の方が、ビジネスのスピードは速いと言われる。
電車が一因ではないか。

極端な例をひとつ挙げておこう。
終電だ。
一日の仕事は、終電までに終わらさなければならない。
これを逃せば、翌朝までの選択肢はぐっと減り、コストはぐっと上がる。
そのため、仕事も、最悪の場合でも終電を意識して進めることになる。

地方の車社会だと、これがない。
24時間いつでも帰れるのだ。
無意識に時間を過ごすこともあるかもしれない。

一日の締めとしての終電。一里塚であり、免罪符でもある。

前職まで「会社に住んでるから家賃がもったいない」だの「デスマの神」だの「カレンダーが毎日黒色」とか好き放題言われてきたが。
上京を機会に、仕事のスタンスを変えた。また、変えられるだけの環境を頂いている。
ありがたいことだ。諸君、私は変わったのだ。残念だったな。

無論、ここまで展開させて頂いた東京の文化によるものも大きい。

だが、あえて2つのことを、皆様にお伝えしなければならない。

ひとつ。
会社から家まで徒歩で通勤しているため、終電は関係ない。
あえて言えば、都営交通のバスによる通勤とも言える。

ふたつ。
その都営交通は、私が上京してまもなく、「24時間化しちゃうかも」と突然発表された。

神の称号は、まだまだ私の物のようだ。
そもそも、どこに返すんだ。これ。
これをご覧の貴方、要りませんか?デスマ神の称号。

たまには真面目な話を。

「報告したいと思います。
 不具合の原因は、判定する条件の不足にあったと思います。
 2時間の作業で修正可能だと思います。
 今後気をつけたいと思います。」

後輩から届いた報告メールの抜粋だ。
この現場に新人のときに配属されて4年。
私が求めている4年目の技術者が書く報告メールではなかった。
私は彼を呼び出した。

「報告メールを見たよ。直して欲しい事があるんだが、分かるかい」
「はい。条件を増やして修正します」
「そうじゃないんだ。あ、いや、それもなんだが。
 報告するときには、事実と、自分の考えを分けて書くんだ。分かるかい?」
「はあ。考え・・・ですか。
 分かりました」
「幸い、今回の修正には時間もまだある。さっきのメールを修正して再提出してごらん」

机に戻ってPCと格闘する彼の頭の上に、?マークが見えるようだった。
15分ほどすると、?マークが!マークに変わったようだ。
私のPCにメールが届いた。

「報告したいと考えます。
 不具合の原因は、判定する条件の不足にあったと考えます。
 2時間の作業で修正可能だと考えます。
 今後気をつけたいと考えます。」

悪いのは彼ではない。私の指摘の仕方が悪かったのだ。
さらに言うならば、先日まで彼の上司だった男は、報告に誤りがあると全てを報告者のせいにする男だった。
おのずと、報告に防衛戦を張るような仕事にならざるを得ない。
だからこそ彼は断定を避けたのだ。

だが、私は指摘しなければならない。
それが彼のためだからだ。
いや・・・彼のためだと、考えるからだ。

「言い方が悪かったな。
 これは客観的事実、これは主観的な判断というように書くと、君の上司は判断がしやすいね。
 読み手の立場になって書いてごらん」
「・・・はい。分かりました。やってみます」

30分でメールが届いた。

「報告します。
 不具合の原因は、判定する条件の不足にありました。(恐らく)
 2時間の作業で修正可能です。(遅れるかもしれません)
 今後気をつけます。(気をつけてはいるのですが)」

ため息で、机の上の書類が4枚ほど床に落ちた。

さて、前回の更新からずいぶん日が開いてしまった。
ありがたいことに、その間に多くの更新へのご要望を頂いた。
次回の更新は期間が空かないようにしたい、と思う。(遅れるかもしれません)

2013年6月3日月曜日

道に迷ったときは、下り坂に行ってはならない。

忌むべき存在の話をする。
「New iPod touch  16GB」

唯一の、外側カメラがないiOS6が動作する端末。

アプリケーション開発にとって最大の敵。
端末の機能の差。

端末を販売しサポートするチームにとって最大の敵。
端末の機能の差。

固有名詞が定着するにあたって最大の敵。
端末の機能の差。

世代の差はあるにせよ、iPhoneと言えば皆が同じ機能を思い浮かべる。
それがiPod touchでは失われてしまった。
同世代のiPod touchの間で、動作するアプリケーションと動作しないアプリケーションが生じる。

販売戦略として、低価格化を図らなければならなかったことは自明だ。
Androidの端末が150ドル以下で販売されている中で、電話機能がないにも関わらず200ドルを超える端末の販売が伸びるとは考えにくい。

A5チップの在庫処分を含め、完全に時代遅れになる前に、製品の形にしてしまうという戦略もあるのだろう。そこに、外注品であるカメラ基盤は、利益を圧迫する物でしかなかったかもしれない。

だが、カメラアプリが動かないiPod touchが本当に失ったのは、ブランドなのではないか。

カリスマが亡くなって、もうすぐ2年。
彼が居たからこそ世の中に出た製品は数知れないが、製品を形にするのは組織だ。

イノベーションは起こすよりも、継続していく事が難しい。
加速のついた車は、ちょっとしたハンドルさばきを誤るだけで大きく道を外れる。

迷っても立ち止まることの許されない辛さを感じた。